あのモンスターの色塗りに大苦戦してしまい
色塗りだけで1時間以上かかってしまいましたw
こんなに難しいと思わなかったです(°д°;)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
クレアが行方不明になってから数時間
調査隊は必死にクレアを捜していた
彼女が持っていた荷物さえ見つからず
手掛かりが一切ない状況
調査隊の脳裏に諦めの言葉が過り始めた
調査隊リーダー「何故痕跡さえ見つけられない・・・」
調査隊「リーダーやばいですよ、こんなことクレアさんの旦那さんに知られたら俺達どんな目に遭うか・・・」
実はクレアの夫は名ハンターであると同時に怒らせると
ブラキディオス並に恐ろしいと有名なのだ
そんな夫のことを考えるととてもではないが捜索を
止めることができない
調査隊リーダー「クレアには優しいんだがなぁ・・・」
伝令係「リーダー大変です!!」
伝令係のものが血相を変えて調査隊のもとへ現れた
調査隊「どうかしたのか?」
伝令係「い・・・今ギルド本部から緊急の連絡が入りまして、この森にイビルジョーが近づいて来ているそうです!」
調査隊リーダー「何だって!?」
伝令係「はい!・・・しかもただのイビルジョーではなく・・・」
新月の夜が明けて朝になった
朝日の眩しさでクレアは目を覚ます
横を見ると眠る前、隣にいたハズのディバアームがいない
クレア「・・・あれ?どこにいったの?」
洞穴の外を見ようと動こうとした時
ガリガリっと壁をひっかく大きな音がした
ディバアームが洞穴へ戻ってきたのだ
何か口にくわえている
ディバアーム「ほら、食え」
クレアの前にケルビを1体置いた
また食料をとってきてくれたようだ
クレアは持っていたバッグからナイフと
携帯用の肉焼きセットを取り出して肉を焼いて食べた
クレア「ありがとう」
ディバアーム「そのままでは食べないのか?」
クレア「いや、生では食べないよ。狩りに出てたの?」
ディバアーム「まぁな、それはついでにとってきた」
と、クレアはあることに気付いた。
昨日まで片言で話していた人の言葉を
普通に人が話しているようにスラスラ言えていることに・・・
まさかたった一晩で学習したのか!?
あまりの知能の高さにクレアは少しゾッとした
ディバアーム「それ食い終わったら言え、人里近くまで送ってやる」
クレア「・・・分かった。夜行性なのに明るくても平気なの?」
ディバアーム「元々ほとんど目は見えない」
クレア「あ、やっぱりそうなんだ」
肉を食べ終わるとクレアはディバアームにそれを伝えた
ディバアームはクレアを長い舌で背中に乗せる
ディバアーム「タテガミにしっかりしがみ付いていろよ」
クレア「う、うん。分かった」
ディバアームは洞穴から飛び出るとあの大腕の爪で
上手く崖をひっかき下へ降りていく
下まで降りるとクレアの体を気遣ってかゆっくり歩き始めた
近くにいた草食獣は思わぬ主の登場に驚き困惑しているようだが
襲わないことが分かっているのか逃げ出す気配はない
いつも調査をする時には見られない風景に喜ぶクレア
クレア「ねぇ、やっぱり気になるんだけどクイーンって何?」
昨日ディバアームが言っていたことが気になり
思い切ってディバアームに訊いてみた
ディバアーム「忘れろと言ったハズだが・・・?」
クレア「だって、気になるんだもん!誰にも言わないから教えて♪」
ディバアーム少し考え込む
しばらくすると大きなため息をついた
ディバアーム「最初に口を滑らせたのは俺だ。仕方ない教えてやる。ただし誰にも言うなよ、約束を違えるな!」
クレア「うん、ギルドにも言わない。約束ね」
それを聞くとディバアームは意を決したように話し始めた
ディバアーム「クイーンは我が種の頂点のことだ」
クレア「おお!やっぱりそうなんだ!」
ディバアーム「我が種は子は宝だと考える、同時にその子を産める女も大事な存在だ。その女の中にあって長い年月を生き、より多くの子を産んだ女だけが我が種の頂点となれる」
クレア「女王制なの!?」
まさに驚きの生態
順列があり、しかも女王制
今までに例がなかったものだ
クレア「ということは男は一番下なのね?」
ディバアーム「・・・まぁな」
クレア「そのクイーンに会うことって出来るかな?」
ディバアーム「無理だな、クイーンはより深い森の奥に棲んでいる・・・何よりいつも1~2頭の男が近くにいるからな。クイーンに会う前にそいつに殺されるだろう」
クレア「昨日言ってた人間に倒された個体がどの道クイーンに殺されてたってのは?」
ディバアーム「ああ、それはクイーンに逆賊を処罰する役目もあるからだ」
またもや興味深いことを言い出した
女王がいるというだけでも例がないのに処罰とは・・・
クレアの好奇心がますます強くなる
ディバアーム「アイツは子を宝だと考える我が種においてやってはならない子殺しを行ったものだ。若気の至りか何か知らんがよりによって生まれて間もない子を親と一緒に殺しおって・・・」
クレア「若い個体だったの?」
ディバアーム「そう聞いている。人間にもそういうヤツいるだろう?」
クレア「お恥ずかしながら・・・」
ディバアーム「クイーンはそういうヤツに処罰を与える役目も持つ、いないのが一番いいんだがな・・・!」
クレア「・・・どうしたの?」
突然ディバアームが立ち止った
うさぎのように大きな耳を前へ後ろへ小刻みに動かしている
ディバアーム「すまんが・・・お前を人里に送るのは後回しだ」
クレア「何かあったの?」
ディバアームは方向を替え、全速力で走り出した
クレアは振り落とされないようにタテガミにしっかりしがみ付く
起伏が激しい森の中を凄まじいスピードで駆けるディバアーム
次の瞬間!ディバアームが甲高い咆哮をあげた!
ディバアーム「止めろ!喰らうことしか知らん者が!!」
激しい衝撃と共に何かが倒れる音がした
しかしクレアはしがみ付くのに精一杯で何が起こったのか分からない
ディバアームが立ち止った
ようやく顔をあげたクレアだが目の前にいた
モンスターに絶望してしまった
クレア「イビル・・・ジョー・・・」
そしてクレアの目に飛び込んできたのは
無残に喰い荒らされたジンオウガの姿だった
どうやら前に見た幼体を連れた群れのジンオウガらしい
まだ生き残っているジンオウガとその幼体が数頭・・・
そのジンオウガにディバアームは声をかけている
何を言っているのかクレアには分からなかったが
恐らく「逃げろ」と言ったのだろう
ジンオウガは幼体を連れてどこかへ走り去った
まだイビルジョーは倒れている
ディバアームはクレアを物陰に隠すと
イビルジョーがいるほうへ顔を向けた
クレア「・・・戦うの?」
ディバアーム「ああ、放っておくと我が地をボロボロにされる。アイツは言葉が通じんから追い払うか倒すしかない」
クレア「だ・・・ダメだよ、あれ・・・普通のイビルジョーじゃない」
一目見ただけだがクレアにはすぐに分かった
あれはただのイビルジョーではない、
【怒り喰らうイビルジョー】だと・・・
ディバアームはイビルジョー向かって走り出した
ようやく立ち上がった【怒り喰らうイビルジョー】は
立ち上がると同時にドス黒いオーラをまとって怒り状態へ移行
![$緋紗奈のブログ-小説用画⑧]()
「ここは我が地だ!荒らすものは誰であろうが許さない」
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色塗りだけで1時間以上かかってしまいましたw
こんなに難しいと思わなかったです(°д°;)
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クレアが行方不明になってから数時間
調査隊は必死にクレアを捜していた
彼女が持っていた荷物さえ見つからず
手掛かりが一切ない状況
調査隊の脳裏に諦めの言葉が過り始めた
調査隊リーダー「何故痕跡さえ見つけられない・・・」
調査隊「リーダーやばいですよ、こんなことクレアさんの旦那さんに知られたら俺達どんな目に遭うか・・・」
実はクレアの夫は名ハンターであると同時に怒らせると
ブラキディオス並に恐ろしいと有名なのだ
そんな夫のことを考えるととてもではないが捜索を
止めることができない
調査隊リーダー「クレアには優しいんだがなぁ・・・」
伝令係「リーダー大変です!!」
伝令係のものが血相を変えて調査隊のもとへ現れた
調査隊「どうかしたのか?」
伝令係「い・・・今ギルド本部から緊急の連絡が入りまして、この森にイビルジョーが近づいて来ているそうです!」
調査隊リーダー「何だって!?」
伝令係「はい!・・・しかもただのイビルジョーではなく・・・」
新月の夜が明けて朝になった
朝日の眩しさでクレアは目を覚ます
横を見ると眠る前、隣にいたハズのディバアームがいない
クレア「・・・あれ?どこにいったの?」
洞穴の外を見ようと動こうとした時
ガリガリっと壁をひっかく大きな音がした
ディバアームが洞穴へ戻ってきたのだ
何か口にくわえている
ディバアーム「ほら、食え」
クレアの前にケルビを1体置いた
また食料をとってきてくれたようだ
クレアは持っていたバッグからナイフと
携帯用の肉焼きセットを取り出して肉を焼いて食べた
クレア「ありがとう」
ディバアーム「そのままでは食べないのか?」
クレア「いや、生では食べないよ。狩りに出てたの?」
ディバアーム「まぁな、それはついでにとってきた」
と、クレアはあることに気付いた。
昨日まで片言で話していた人の言葉を
普通に人が話しているようにスラスラ言えていることに・・・
まさかたった一晩で学習したのか!?
あまりの知能の高さにクレアは少しゾッとした
ディバアーム「それ食い終わったら言え、人里近くまで送ってやる」
クレア「・・・分かった。夜行性なのに明るくても平気なの?」
ディバアーム「元々ほとんど目は見えない」
クレア「あ、やっぱりそうなんだ」
肉を食べ終わるとクレアはディバアームにそれを伝えた
ディバアームはクレアを長い舌で背中に乗せる
ディバアーム「タテガミにしっかりしがみ付いていろよ」
クレア「う、うん。分かった」
ディバアームは洞穴から飛び出るとあの大腕の爪で
上手く崖をひっかき下へ降りていく
下まで降りるとクレアの体を気遣ってかゆっくり歩き始めた
近くにいた草食獣は思わぬ主の登場に驚き困惑しているようだが
襲わないことが分かっているのか逃げ出す気配はない
いつも調査をする時には見られない風景に喜ぶクレア
クレア「ねぇ、やっぱり気になるんだけどクイーンって何?」
昨日ディバアームが言っていたことが気になり
思い切ってディバアームに訊いてみた
ディバアーム「忘れろと言ったハズだが・・・?」
クレア「だって、気になるんだもん!誰にも言わないから教えて♪」
ディバアーム少し考え込む
しばらくすると大きなため息をついた
ディバアーム「最初に口を滑らせたのは俺だ。仕方ない教えてやる。ただし誰にも言うなよ、約束を違えるな!」
クレア「うん、ギルドにも言わない。約束ね」
それを聞くとディバアームは意を決したように話し始めた
ディバアーム「クイーンは我が種の頂点のことだ」
クレア「おお!やっぱりそうなんだ!」
ディバアーム「我が種は子は宝だと考える、同時にその子を産める女も大事な存在だ。その女の中にあって長い年月を生き、より多くの子を産んだ女だけが我が種の頂点となれる」
クレア「女王制なの!?」
まさに驚きの生態
順列があり、しかも女王制
今までに例がなかったものだ
クレア「ということは男は一番下なのね?」
ディバアーム「・・・まぁな」
クレア「そのクイーンに会うことって出来るかな?」
ディバアーム「無理だな、クイーンはより深い森の奥に棲んでいる・・・何よりいつも1~2頭の男が近くにいるからな。クイーンに会う前にそいつに殺されるだろう」
クレア「昨日言ってた人間に倒された個体がどの道クイーンに殺されてたってのは?」
ディバアーム「ああ、それはクイーンに逆賊を処罰する役目もあるからだ」
またもや興味深いことを言い出した
女王がいるというだけでも例がないのに処罰とは・・・
クレアの好奇心がますます強くなる
ディバアーム「アイツは子を宝だと考える我が種においてやってはならない子殺しを行ったものだ。若気の至りか何か知らんがよりによって生まれて間もない子を親と一緒に殺しおって・・・」
クレア「若い個体だったの?」
ディバアーム「そう聞いている。人間にもそういうヤツいるだろう?」
クレア「お恥ずかしながら・・・」
ディバアーム「クイーンはそういうヤツに処罰を与える役目も持つ、いないのが一番いいんだがな・・・!」
クレア「・・・どうしたの?」
突然ディバアームが立ち止った
うさぎのように大きな耳を前へ後ろへ小刻みに動かしている
ディバアーム「すまんが・・・お前を人里に送るのは後回しだ」
クレア「何かあったの?」
ディバアームは方向を替え、全速力で走り出した
クレアは振り落とされないようにタテガミにしっかりしがみ付く
起伏が激しい森の中を凄まじいスピードで駆けるディバアーム
次の瞬間!ディバアームが甲高い咆哮をあげた!
ディバアーム「止めろ!喰らうことしか知らん者が!!」
激しい衝撃と共に何かが倒れる音がした
しかしクレアはしがみ付くのに精一杯で何が起こったのか分からない
ディバアームが立ち止った
ようやく顔をあげたクレアだが目の前にいた
モンスターに絶望してしまった
クレア「イビル・・・ジョー・・・」
そしてクレアの目に飛び込んできたのは
無残に喰い荒らされたジンオウガの姿だった
どうやら前に見た幼体を連れた群れのジンオウガらしい
まだ生き残っているジンオウガとその幼体が数頭・・・
そのジンオウガにディバアームは声をかけている
何を言っているのかクレアには分からなかったが
恐らく「逃げろ」と言ったのだろう
ジンオウガは幼体を連れてどこかへ走り去った
まだイビルジョーは倒れている
ディバアームはクレアを物陰に隠すと
イビルジョーがいるほうへ顔を向けた
クレア「・・・戦うの?」
ディバアーム「ああ、放っておくと我が地をボロボロにされる。アイツは言葉が通じんから追い払うか倒すしかない」
クレア「だ・・・ダメだよ、あれ・・・普通のイビルジョーじゃない」
一目見ただけだがクレアにはすぐに分かった
あれはただのイビルジョーではない、
【怒り喰らうイビルジョー】だと・・・
ディバアームはイビルジョー向かって走り出した
ようやく立ち上がった【怒り喰らうイビルジョー】は
立ち上がると同時にドス黒いオーラをまとって怒り状態へ移行

「ここは我が地だ!荒らすものは誰であろうが許さない」
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